ごあいさつ

第23回 日本医療保育学会 総会・学術集会の開催にあたって

第23回 日本医療保育学会 総会・学術集会

会頭 今泉 益栄

このたび第23回日本医療保育学会 総会・学術集会を、2019年6月22日(土)、23日(日)の日程で、宮城県仙台市の仙台市中小企業活性化センターにおいて宮城県立こども病院主催により開催する運びとなりました。

宮城県立こども病院は東北唯一の小児周産期・高度専門医療施設として、2003年11月に開院し、翌々年の2005年4月にフルオープンしました(病床数160)。その後、医療需要の変化や医療制度上の諸課題に対応し自立的かつ弾力的な業務運営を行うために、2006年4月に地方独立行政法人に移行し、更に、2016年3月に改築移転した宮城県立拓桃医療療育センターと統合し一つの施設になりました。これにより、当院は小児・周産期の急性期から慢性期、リハビリテーション、在宅医療までを一貫して担う医療・福祉施設(内科系10科、外科系10科、総合系7科の合計27診療科、病床数241)として新たなスタートを切りました。正に小児医療の社会的変化に応える環境が整ったと云えます。こども病院の理念は、子ども一人ひとりをしっかりと見つめ,質の高い医療の提供とともに,子どもの家族と一緒に過ごす権利,遊ぶ権利,学ぶ権利,自分のことを知る権利などを大切にしています。子どもの病気も家族の生活の一環としてとらえ,病気であっても日々成長・発達する子どもが,家族と一緒に安心して病気に立ち向かうことができ,多くの人に支えられながら入院生活が送れるように「元気のでるファミリーホスピタル」を病院の理念に据えています。

昨年度、第22回学術集会のテーマは「『チーム医療保育』の実現に向けて ~子どもたちの輝きのため 私にできること~」で、『チーム医療保育』を実現するために自分にできることを模索していけるような企画が多岐に渡り盛り込まれていました。 本学術集会のテーマは、「医療の中の保育 ~Care and Educationを核としたかかわり~」といたしました。22日(土)には基調講演、教育講演、シンポジウムを企画いたしました。そして23日(日)は一般演題発表、教育講演、さらには医療保育をより多くの方に知っていただく機会となるよう、市民公開講座も予定しています。

6月の仙台は、1年の中でも緑豊かで例年気候も穏やかです。まさに、杜の都仙台を実感して頂けると思います。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。